外壁の注意すべき劣化症状とは?放置するとどうなる?

外壁の注意すべき劣化症状とは?放置するとどうなる?

投稿日:2022.9.24 更新日:2022.9.26

外壁の注意すべき劣化症状とは?放置するとどうなる?

 

築年数が経つにつれて気になるのが外壁の劣化ではないでしょうか?

外壁は「家の顔」といわれるほど、建物自体の印象を大きく左右する要因になります。

外壁がきれいだと素敵な家だと感じ、外壁が劣化していると建物自体が暗い印象に感じることも多いでしょう。

また外壁の劣化は美観を損なうだけではなく、建物自体の寿命にもかかわってきます。

そのため、外壁に劣化症状が現れた場合は早めにメンテナンスすることが必要です。

今回は外壁の注意すべき劣化症状と、放置した場合に起こるトラブルについて解説します。

 

 

 

外壁の劣化症状

 

外壁の注意すべき劣化症状とは?放置するとどうなる?

 

外壁の劣化の原因は主に太陽光や雨風によるものです。

外壁は長年、太陽光や雨風にさらされることで様々な劣化症状が現れます。

建物の美観や耐久性のためにも、以下のような劣化症状に注意しましょう。

 

 

色褪せ

外壁は常に紫外線にさらされています。

その結果、塗膜を保護している樹脂が劣化していき色褪せが起こってしまいます。

色褪せは防水機能が低下しているサインではありますが、緊急性はないので劣化の初期症状として把握しておきましょう。

 

 

チョーキング

チョーキングとは、塗料の顔料が劣化することによって外壁の表面に白い粉が現れる現象のことをいいます。

外壁を手で触った際に白い粉が付く場合はチョーキングが発生しています。

チョーキングは、紫外線や雨風が原因となって起こることがほとんどです。

放置しておくとひび割れにつながることもあるので、塗り替えを検討しましょう。

 

 

ひび割れ

チョーキングを放置しておくと、やがてひび割れが発生する可能性があります。

ひび割れには「ヘアークラック」と「構造クラック」があり、ヘアークラックとは幅0.3mm以下、深さ4mm以下の小さなひび割れをいいます。

ヘアークラックであれば劣化の初期症状になるので緊急性はなく、すぐにメンテナンスは必要ありません。

ただし、小さなひび割れから大きなひび割れになるケースもあるので、劣化が少しずつ始まっているということは把握しておきましょう。

 

そして注意が必要なのは構造クラックです。

構造クラックとは幅0.3mm以上、深さ5mm以上の大きなひび割れをいいます。

このような大きなひび割れは外壁内部からひび割れが発生している状態なので、緊急性があり早急なメンテナンスが必要です。

放置してしまうと建物の強度が低下してしまいます。

またひび割れた箇所から雨水が浸入して、雨漏りが発生した建物が腐食したりなどのトラブルが発生してしまうのです。

 

 

塗膜の浮き・剥がれ

劣化が進んでくると、塗膜の浮きや剥がれが発生します。

塗膜には外壁材を紫外線や雨風から保護するという重要な役割があるため、塗膜が浮いたり剥がれたりしてしまうと外壁材が保護されていない状態になります。

その結果、劣化が急速に進んでしまうのです。

 

 

コーキングの割れ・剥がれ

コーキングとは外壁材と外壁材の隙間を埋めているもので、揺れなどから建物を守るクッションのような役割があります。

また、雨水の侵入を防ぐ重要な役割もあります。

コーキングに割れや剥がれなどが発生した場合、そこから雨水が浸入して雨漏りが発生してしまうのです。

そのようなトラブルを起こさないためにも、コーキング補修はしっかりとおこないましょう。

 

 

カビ・コケ・藻の発生

外壁が劣化すると、防水機能が低下して水をはじかず雨水が溜まってしまいます。

カビ・コケ・藻などは水分が多いところで繁殖するので、防水機能が低下した外壁に発生しやすいのです。

これらを放置してしまうとさらに水分が溜まり、外壁が水分を吸い込むことで劣化が進んでしまいます。

そのため、カビ・コケ・藻などを発見した場合は高圧洗浄などで除去することが大切です。

 

 

こちら「こんな症状が出たらご相談ください」でも、劣化症状について解説おりますのでぜひご覧ください。

 

 

 

外壁の劣化を放置した場合

 

外壁の注意すべき劣化症状とは?放置するとどうなる?

 

外壁が劣化しているのにメンテナンスをせずに放置した場合、以下のようなトラブルが発生してしまいます。

 

 

雨漏りの発生

ひび割れや塗膜の剥がれ・コーキングの割れなどを放置すると、そこから雨水が浸入してしまい雨漏りが発生してしまいます。

また、最悪の場合は建物内部の腐食にもつながるのです。

建物内部が腐食してしまった場合は、工事費用が余計にかかってしまいます。

 

 

建物の寿命が短くなる

外壁塗装には、紫外線や雨風などから外壁材を守る役割があります。

劣化していない状態だと様々な機能を発揮できますが、剥がれやひび割れなどの劣化症状があった場合には塗料の機能は低下してしまいます。

その結果、外壁塗装の耐久性がなくなり建物自体の寿命も短くなってしまうのです。

 

 

 

まとめ

年数が経つと外壁には様々な劣化症状が現れます。

すぐにメンテナンスは必要ない劣化症状もありますが、早急なメンテナンスが必要なケースもあるので、注意すべき劣化症状を把握しておきましょう。

放置すると建物自体の寿命が短くなるので、しっかりメンテナンスすることが大切です。

 

*K*

 

 

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