コーキングの注意すべき劣化症状とは?補修方法について解説!

コーキングの注意すべき劣化症状とは?補修方法について解説!

投稿日:2022.11.19 更新日:2022.11.25

コーキングの注意すべき劣化症状とは?補修方法について解説!

 

サイディングの外壁にはコーキングが施されています。

コーキングには住宅の耐久性を保つために重要な役割があり、適切なメンテナンスが必要です。

この記事では、コーキングはどのような役割を担っているのか、また補修を検討すべき劣化の症状や施工方法について解説します。

住宅に安心して長く住み続けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

コーキングとは

コーキングとは、弾力性のあるゴム状のものを外壁の目地に充填することをいいます。

 

使用する材料にもよりますが、一般的に耐用年数は5~10年と言われています。

コーキングを施すことで住宅の寿命は伸びるため、外壁の耐久性を高めるためには欠かせません。

また、コンクリートやモルタルのような左官工事と比べ、コーキングを使用した外壁の施工は容易で工期も短いことで、多くの住宅建設に用いられています。

一方、コーキングは住宅の外側に施されており、雨水や紫外線などの影響を直接受けるため早く劣化をしてしまうのです。

コーキングが壊れた箇所から雨が入り込み、カビの繁殖や白アリの発生原因などに繋がりますので注意が必要です。

 

コーキング材については「オートンイクシード」をご覧ください。

 

 

 

コーキングの劣化症状

 

コーキングの注意すべき劣化症状とは?補修方法について解説!

 

コーキングの劣化は住宅全体に影響を与えるため、早めに補修をおこなうことが望ましいです。

しかし、自分で補修が必要な状態か見極めることは難しいと思いますので、注意すべき劣化の症状を解説します。

以下のような症状が見られる場合はコーキングの劣化が進んでいるため、補修を検討してみてください。

 

 

外壁とコーキング材の間に隙間ができている

外壁は季節の変化や毎日の気温や湿度の変化によって、膨張や収縮を繰り返しています。

膨張や収縮のことをムーブメントといい、コーキングが劣化していくことでムーブメントに耐えられなくなり外壁との間に隙間が生まれてしまいます。

 

 

コーキング材に亀裂が入っている

コーキングの劣化が進む要因は、雨風や紫外線など外部からの影響がほとんどです。

劣化が進むことでコーキングに亀裂やひび割れが表れ、紫外線の影響をより受けるようになるため注意が必要です。

補修の際には、耐久性の良いコーキング材を選ぶことをおすすめします。

 

 

コーキング材の厚みが薄くなっている

コーキングには可塑剤が含まれており、弾力性を維持しております。

紫外線などの影響で可塑剤が表面へ溶け出し、コーキング材の厚みが薄くなってしまいます。

また住宅を建てた際に、コーキング材のボリュームが少なかったという原因も考えられるでしょう。

コーキングが薄くなっている状態で放置をすると、亀裂やひび割れに繋がるため早めの補修が必要です。

 

 

ブリード(コーキングが黒ずむ)現象が起きている

コーキング材には可塑剤という成分が含まれており、時間が経つと塗料と可塑剤が反応しベタつきます。

このベタつきにより汚れが付着しやすくなり、黒ずみが表れるようになります。

このような症状のことをブリード現象といい、ブリード現象を防ぐためには、可塑剤移行防止材を事前に塗っておくことが必要です。

 

 

 

コーキングの補修方法は2種類

 

コーキングの注意すべき劣化症状とは?補修方法について解説!

 

コーキングの補修方法は、「打ち替え工法」と「増し打ち工法」の2つに分けることができます。

不適切な施工をおこなうと雨漏りの原因や補修後の劣化が早まり、再び工事をしなければいけなくなってしまいます。

施工する箇所によって、どちらの方法を使って補修をおこなうほうが良いのか変わるため、それぞれの特徴を事前に知っておきましょう。

 

 

打ち替え工法とは

打ち替え工法とは、現在の古いコーキングを外し新たなコーキングを充填する工法のことです。

既存のコーキングを外す際に、コーキングの下に隠れているボンドブレーカーも貼り直すことができるため、2面接着で綺麗に仕上げることができます。

特に外壁の継ぎ目部分は、建物の揺れやねじれの影響で劣化しやすい箇所になります。

適切に施工をおこなわない場合、すぐに亀裂やひび割れなどを起こしてしまうため、打ち替え工法で工事が一般的です。

 

 

増し打ち工法とは

増し打ち工法は、現在の古いコーキングの上に新しいコーキング材を補充する工法のことです。

外壁の継ぎ目部分にはおこなわない工法で、古いコーキングに十分な厚みがない場合は、耐久性に問題が生じることもあります。

増し打ち工法で補修をおこなう箇所として多いのが、窓周りや入り隅、外側に張り出している屋根の裏側などです。

打ち替え工法と比べて耐久性が落ちるため、基本的に応急処置のような施工となり、劣化が激しい箇所にはおこないません。

 

 

 

まとめ

コーキングの劣化といっても原因や症状は様々で、目の届かない箇所が劣化していることも考えられます。

また、大した劣化ではないように見えても、外壁調査を実施すると内部まで劣化が進んでいることも良くあります。

症状を早い段階で発見することは住宅を長持ちさせることに繋がるため、定期的なメンテナンスが重要です。

補修が必要と診断された場合、適切な施工をしてもらうことが大事ですので、今回の記事を参考にコーキングの基本的な情報を覚えておきましょう。

 

*K*

 

 

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