外壁塗装の必要性!外壁塗装をしないとどうなる?

外壁塗装の必要性!外壁塗装をしないとどうなる?

投稿日:2022.12.17 更新日:2022.12.23

外壁塗装の必要性!外壁塗装をしないとどうなる?

 

マイホームの定期点検で、「外壁が劣化しているので、塗装を検討した方が良いですよ」と業者から言われたことはありませんか?

実際に言われたことがあっても、「高い費用をかけて外壁塗装をする意味はあるの?」「外壁が汚れていても気にならない」などと思っている方も多いでしょう。

今回は、外壁塗装をする必要性はあるのか疑問に思っている方へ向けて、外壁塗装の必要性や塗装をしないとどんなトラブルに発展してしまうのかご紹介します。

外壁塗装の必要性に疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

外壁塗装の耐用年数

 

外壁塗装の必要性!外壁塗装をしないとどうなる?

 

外壁塗装の耐用年数は10年~20年ほどと言われていて、10年ごとに塗り替えをするのが一般的です。

ただし、日当たりや雨が降りやすい地域などでは劣化の状況が変わるため、耐用年数はあくまで「目安」として考えておきましょう。

また外壁材に使われている素材や、前回の塗装で使用した塗料によっても耐用年数は変わります。

劣化の状況を見た目で判断することは難しいため、業者に点検を依頼するとよいでしょう。

 

 

 

外壁塗装はなぜ必要?

 

外壁塗装の必要性!外壁塗装をしないとどうなる?

 

外壁は住まいを守るために重要な役割があり、定期的に塗装をする必要があります。

まずは、具体的な理由や目的を5つご紹介します。

 

 

キズや汚れのついた外壁をキレイにするため

新築時はキレイだった外壁も、経年劣化によりキズや汚れが目立つようになります。

外壁塗装をおこなうことで美しい輝きに外壁を戻すことができるほか、塗料の色を変えることで、これまでとは違った印象の住まいにすることも可能です。

綺麗な状態の外壁を保つためにも定期的に塗装をおこないましょう。

 

 

外壁材の効果を保つため

先述したように、経年劣化とともに外壁材には汚れやキズがついてしまいます。

この汚れやキズは外壁材が持つ防水性が損なわれているサインとなり、防水性が劣化すると雨水などが内部へ入り込んでしまいます。

そのため、防水性を保つためにも外壁塗装は必要なのです。

 

 

住まいの寿命を延ばすため

外壁塗装が劣化してしまうと防水性が損なわれる説明しましたが、それにより内部に雨水が入り込んでしまうと住まいの腐食が進行してしまう危険が高まります。

例えばどのような影響が出るかと言うと、カビの発生やシロアリの繁殖です。

カビやシロアリが発生している状況を放置していると、躯体に大きなダメージがかかり、住まい全体の耐久性を保てなくなってしまいます。

その結果、住まいの寿命が短くなってしまうのです。

外壁塗装には、建物の寿命を延ばすという大きな役割があることを覚えておきましょう。

 

 

補修費の総額を抑えるため

外壁塗装は10年おきが一般的と説明しましたが、決して安い費用ではないため、出来れば工事をしたくないと考えている方も多いのではないでしょうか?

しかし、放置を続けていると住まいの様々な箇所で劣化が進行してしまい、補修にかかる費用が高額となってしまう可能性もあります。

そのため、住まいに長く住み続けることを考えると、定期的に外壁塗装をすることはとても重要なのです。

 

 

住まいの資産価値を保つため

長く住み続けることができる住まいとなれば、資産の価値も高くなります。

もし住まいを手放す際に定期的なメンテナンスをしていない場合は、相場より安い金額でしか売却できない可能性があるでしょう。

高額な費用を支払って購入した大切な資産ですので、しっかりとメンテナンスをおこない資産価値を守ることをおすすめします。

 

 

 

外壁塗装をしなかった場合

 

外壁塗装の必要性!外壁塗装をしないとどうなる?

 

外壁塗装をする必要性について説明してきましたが、しなかった場合はどのようなトラブルが発生してしまうのでしょうか。

今すぐに外壁塗装ができないという方も、トラブルについてしっかりと把握しておきましょう。

 

 

色あせやツヤがなくなる

外壁塗装をしなかった場合、色あせやツヤがなくなっていきます。

元々の輝きは雨や紫外線の影響で失われていくのです。

色あせなどの劣化症状は約5年ほどで現れるので、築5年以上のお住まいに住んでいる方は確認してみてください。

 

 

汚れやコケが付着する

経年劣化によって防水性が低下してしまうと湿気が溜まりやすくなるため、汚れやコケが付着してしまいます。

汚れやコケの付着は約7年ほどで見られますが、住んでいる地域により前後するため注意が必要です。

 

 

チョーキングが起こる

チョーキングとは外壁を触ると白い粉が手に付着する状態で、塗装の効果がなくなっている証拠です。

チョーキングの症状が見られるのは約10年ほど経ってからなので、外壁塗装を検討すべき時期の目安になるでしょう。

 

 

クラック(ひび割れ)が起きる

チョーキングの状態をそのまま放置していると、外壁にクラックと呼ばれるひび割れが現れます。

雨水が内部まで入り込んでしまうほどの大きなものでなければ、特に大きな問題はありませんが、劣化がかなり進んでしまっている状態です。

クラックの大きさは素人では判別できないため、業者に一度点検してもらうことをおすすめします。

 

 

住まいの内部が腐食する

外壁塗装をせずに放置をしていると、最終的に住まいの内部にまで影響がでます。

内部に雨水が染み込むと雨漏りなどを引き起こし、躯体が腐食していきます。

住まいは湿気に弱いため、先ほど説明したカビやシロアリの被害に遭いやすくなるのです。

この段階まで劣化が進むと外壁塗装だけでは補修しきれず、外壁材の交換や柱などのメンテナンスも必要となってしまいます。

 

 

外壁の劣化症状については「こんな症状が出たらご相談ください」をご覧ください。

 

 

 

まとめ

外壁塗装の劣化状況は判断するのが難しい場合もあるため、一度業者に相談をすることをおすすめします。

また、外壁塗装の費用は高額となってしまう可能性があるため、見積もりをもらうことで安心して工事を依頼できるでしょう。

「外壁塗装をする必要はないのでは?」と考えていた方も、住まいの寿命を伸ばして長く住み続けるために外壁塗装を検討してみてください。

 

*K*

 

 

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