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外壁塗装を検討している方の中には、「ジョリパット外壁」を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか？

ジョリパット外壁はさまざまなデザインに対応でき、人気が高まっている外壁材です。

日本ではアイカ工業が1975年に初めて販売を開始し、45年以上の歴史があります。

今回は「ジョリパット外壁ってどんな外壁材？」と疑問を持っている方へ、メリットや注意点などを解説します。

これから外壁塗装を検討している方は、ジョリパット外壁も選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

ジョリパット外壁とは

 

 

ジョリパット外壁とはアイカ工業が販売している、新築、リフォームともに人気のある外壁材で、塗料に砂などを混ぜてつくられています。

100以上の種類があるため、さまざまなデザインを実現することができます。

また耐用年数は15～20年以上とされていて、耐久性が非常に高いことも特徴です。

 

 

 

ジョリパット外壁のメリット

 

 

まずは、ジョリパット外壁のメリットについて解説します。

主なメリットは以下の通りです。

 

・耐用年数が長い

・ひび割れが起こりにくい

・異臭が少なく安全

 

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

 

 

耐用年数が長い

外壁塗装に最も使われているシリコン塗料の耐用年数は12～15年とされていますが、ジョリパット外壁の耐用年数は15～20年と他の外壁材に比べて長いです。

耐用年数が長いことで、メンテナンスにかかる費用も抑えることができます。

 

 

ひび割れが起こりにくい

ジョリパット外壁は柔軟性が高い素材を使用しているため、建物が地震などで揺れてもひび割れが起こりにくいと言われています。

外壁のひび割れは経年劣化とともに発生してしまい、雨漏りの原因となるなど大きな問題に発展してしまう可能性があります。

そのため、耐久性の高さを重要視される方にはおすすめです。

ただし、下地が劣化している場合は外壁全体を張り替える必要性があるため、ジョリパット外壁を施す前に点検をしてもらいましょう。

 

 

異臭が少なく安全

外壁塗装に使われる塗料にはシンナーやホルムアルデヒドなどの有害物質が含まれており、体内へ取り込んでしまうと人体へ悪い影響が起こる可能性があります。

また、シンナーは刺激臭のような異臭を放つため、空気に乗って広がることで近隣からクレームが入ることがあるでしょう。

ジョリパット外壁はJIS工業規格でも有害物質の量が少ないと認定を受けているため、お子様やペットがいる家庭でも安心できます。

 

 

 

ジョリパット外壁の注意点

 

 

ジョリパット外壁には嬉しいメリットがありますが、注意点も存在します。

良い部分だけを見て判断をしてしまい後から後悔をしてしまわないように、注意点もしっかりと覚えておきましょう。

注意点は主に以下の4点です。

 

・ひび割れの補修が大変

・汚れが付きやすい

・費用が高額になってしまう

・塗装業者によって品質が変わる

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

 

ひび割れの補修が大変

経年劣化によってひび割れが起きた箇所は補修をしなければなりません。

しかし、ジョリパット外壁によって塗装された外壁は細かい凹凸があるため、ひび割れを補修するのは難しいとされています。

また、ひび割れを放置してしまいひびが大きくなってしまうと、完全に補修するためには外壁を張り替える必要もあるでしょう。

そのため、大きなひび割れが起こる前にメンテナンスをすることがとても大切です。

ジョリパット外壁で塗装をおこなった場合は、定期的に業者へ点検をしてもらいましょう。

 

 

汚れが付きやすい

ジョリパット外壁は、外壁面の凹凸に汚れやカビ・コケが付きやすいです。

基本性能として防汚性や防カビ性があるとされているものの、他の外壁材と比べると汚れが付いてしまうので注意が必要です。

特にマットな質感は壁面に細かい凹凸があるため汚れやすいとされています。

外壁が汚れることで外観が損なわれるのを気にされる方は、年に1回以上は水で優しく洗い流すことをおすすめします。

 

 

費用が高額になってしまう

ジョリパット外壁は手作業で塗装をおこなうため、作業時間がかかり費用が高額になってしまう可能性があります。

特殊なデザインなどオーダーメイドに近い依頼は、一般的な外壁塗装と比べて3～5割程度費用が高くなると覚えておきましょう。

また、塗装後のメンテナンスにも費用がかかるため、塗装をする際にメンテナンス費用も業者へ相談することをおすすめします。

 

 

塗装業者によって品質が変わる

自由なデザインを実現できる一方、塗装業者の技術力によって完成したときの品質が変わってしまいます。

費用が安いからといって技術力が低い塗装業者へ依頼をしてしまうと、完成したときのイメージとは遠い仕上がりになってしまうでしょう。

塗装業者を選ぶ際は、ホームページなどでジョリパット外壁の施工実績を確認することをおすすめします。

 

 

 

まとめ

ジョリパット外壁はデザイン性が高く、オーダーメイドで自分だけのデザインを施すことも可能です。

また、耐久性も高く適切なメンテナンスをすることで長持ちします。

ただし注意点もあるため、メリットと比較しながら選ぶようにしましょう。

これから外壁塗装を検討している方は、本記事を参考に納得のいく塗装を実現させてください。

 

初めての外壁塗装でわからないことがある方は「初めて外壁塗装をする方へ」をご覧ください。

 

＊K＊

 

 

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