外壁塗装での乾燥時間はとても重要!守らなかった場合どうなる?

外壁塗装での乾燥時間はとても重要!守らなかった場合どうなる?

投稿日:2023.3.25

外壁塗装での乾燥時間はとても重要!守らなかった場合どうなる?

 

外壁塗装に用いられる塗料には、それぞれの塗料メーカーが適切な乾燥時間を定めていることをご存知でしょうか?

塗装作業では塗料を壁面に塗ることばかりを気にしてしまいますが、適切な乾燥時間が確保できていない場合、理想的な仕上がりとなりません。

最悪の場合、大規模な修繕が必要となるため、外壁塗装の乾燥時間について理解をしておきましょう。

これから外壁塗装を検討している方は、本記事を参考に塗装業者が適切な乾燥時間を確保しているか工程を見て確認してみてください。

 

 

 

外壁塗装で乾燥時間はなぜ必要?

 

外壁塗装での乾燥時間はとても重要!守らなかった場合どうなる?

 

建物の美しさと耐久性を維持するために必要な外壁塗装ですが、塗料の塗装方法に加えて適切に乾燥させることが大切です。

外壁塗装は一度で塗料を塗るのではなく、下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて塗装をおこないます。

そのため、下の塗料がしっかりと乾燥していないと綺麗な仕上がりにならず、塗装後に様々なトラブルを引き起こす可能性があります。

また、塗料の種類やメーカーごとに乾燥時間の目安が定められており、指定された乾燥時間を満たしていない場合、塗料本来の性能が発揮されません。

 

 

 

外壁塗装での乾燥時間はどれくらい?

 

外壁塗装での乾燥時間はとても重要!守らなかった場合どうなる?

 

外壁塗装における乾燥時間の重要性について解説しましたが、ここからはどれくらい乾燥をさせたら良いのか「乾燥時間」について解説していきます。

適切な乾燥時間は以下のような要素によって変わります。

 

・乾燥させる方法
・季節や気候
・塗料の種類

 

それぞれ詳しく解説します。

 

 

 

乾燥方法別の乾燥時間

外壁塗装の乾燥には、以下のような4段階の乾燥工程があります。

 

1.指触乾燥
2.半硬化乾燥
3.硬化乾燥
4.完全乾燥

 

最初の指触乾燥は、塗膜に指で軽く触れても塗料が指に付着しない程度に乾燥している状態です。

塗装後1〜2時間程度の時間が必要です。

ただし、塗膜の内部はまだ乾燥していないため次の工程に進むことはできません。

次に半硬化乾燥ですが、数時間〜1日程度の乾燥時間が必要です。

塗膜を軽く擦っても傷が付かない状態まで乾燥しており、重ね塗りなどの工程へ進むことができます。

そして約1週間程度の硬化乾燥の段階へ進み、外見は完全乾燥しているように見えますが、塗膜の内部はまだ硬化していません。

職人でも目視で判断することは難しく、完全乾燥までは2週間以上の時間を空けます。

 

 

季節や気候別の乾燥時間

外壁塗装の乾燥時間は平均して2〜4時間程度ですが、各メーカーが提示している乾燥時間は気温が23℃の場合を基準に算出されています。

季節や気候条件によって塗料が乾燥するまでの時間は変わり、現場で職人が乾燥状態を判断する必要があるでしょう。

まず、気温が5℃以下、湿度85%以上の環境では原則的に塗装作業をすることができません。

そのため雨が降りやすい梅雨や台風の発生が多い時期、気温が低くなる冬は、外壁塗装をする時期には適していないと言えるでしょう。

 

 

塗料の種類別の乾燥時間

外壁塗装に使用する塗料は目的に合わせて使い分けられます。

とくに下塗り塗装で使用する塗料には、シーラー系、フィラー系、防水系など様々な種類があります。

シーラー系の塗料は2〜3時間程度、フィラー系の塗料では4〜6時間程度、防水系の塗料では16時間程度の乾燥時間が必要です。

また中塗りと上塗りで使用される塗料は大きく分けると、水性塗料と油性塗料に分けられます。

油性塗料にはシンナー等の有機溶剤が含まれているため、水性塗料よりも早く乾燥します。

 

 

 

外壁塗装で乾燥時間を守らなかった場合

 

外壁塗装での乾燥時間はとても重要!守らなかった場合どうなる?

 

外壁塗装における乾燥時間について解説しましたが、十分な乾燥時間が必要なため1日では終わりません。

また、外壁塗装の耐用年数は10年程度と言われていますが、適切に乾燥させなかった場合は劣化が早まります。

実際にどのようなトラブルが起こるのか解説します。

 

 

塗装が剥がれる

適切な乾燥時間を空けずに塗装をした外壁塗装は、2〜3年で塗装が剥がれてしまいます。

外壁塗装の耐用年数は10年程度なので、5年以内に塗装の剥がれが起きる場合は、施工不良の可能性が高いです。

また、塗装が剥がれている状態で放置をしていると、建物の内部へ雨が染み込み、雨漏りや腐食を引き起こしてしまうので注意しましょう。

 

 

仕上がりにムラが出る

なぜ塗料を乾燥させるかというと、塗料を外壁にしっかりと定着させる目的があります。

そのため、乾燥時間が足りていないと綺麗に定着せず、塗料が浮き上がり仕上がりにムラがでます。

 

 

外壁に汚れがつきやすくなる

乾燥時間を守ることで塗料の性能が発揮されます。

そのため、十分に乾燥していない場合は性能が低下するでしょう。

その結果、壁面にコケやカビが発生して外観が損なわれてしまいます。

 

 

 

まとめ

外壁塗装の工程において、適切な乾燥時間を設けることはとても重要です。

塗料によって各メーカーが乾燥時間の目安を設定していますが、季節や気候条件によって適切な乾燥時間は変わってしまいます。

費用や時間をかけて塗装をしたのにもかかわらず、短期間で修繕が必要になる場合もあります。

そのため、業者がしっかりと乾燥時間を予定して作業をしているか確認をおこないましょう。

これから外壁塗装を検討している方は、本記事を参考に塗料の性能だけではなく乾燥時間も把握しておきましょう。

 

*K*

 

 

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