外壁塗装は夏でもできる?メリットとデメリットを解説
投稿日:2023.5.20 更新日:2023.6.1
外壁塗装は一年中いつでも実施可能かどうか、疑問に思っている方も多いでしょう。
とくに外壁塗装中は工事中に換気ができないケースやクーラーが使えないケースがあるので、夏におこなうことができるのか気になるでしょう。
今回はそのような悩みをお持ちの方に、外壁塗装は夏でもできるのか解説します。
夏に外壁塗装を検討している方は、本記事を参考にしてみてください。
外壁塗装は夏でもできる!
一年の中で最も気温が高くなる夏に、外壁塗装はできるのか悩まれる方も多いでしょう。
結論、夏でも外壁塗装をおこなうことは可能です。
外壁塗装をおこなうことができる最低限の条件として「気温が5℃を下回らない」「湿度が85%未満」「雨や雪などの悪天候でない」という3つの要素が挙げられます。
夏は一年の中でも気候が安定していて、作業がおこないやすいと言えるでしょう。
しかし、外壁塗装を夏におこなうことに関してはメリットとデメリットがそれぞれあるので、事前に把握しておくことが必要です。
外壁塗装を夏にするメリット
一年で最も天気がよく気温の高い夏だからこそ、外壁塗装をおこなうメリットはあります。
外壁塗装をいつ頃おこなうか検討中の方は、夏場に実施するメリットを十分理解の上、検討しましょう。
外壁塗装を夏場におこなうメリットは以下の通りです。
・天候が安定しており作業が実施しやすい
・塗料が乾燥しやすく作業が滞りなくおこなえる
・湿度が低く作業に適している
・日照時間が長く作業を丁寧におこなうことができる
それぞれのポイントについて詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
天候が安定しており作業が実施しやすい
夏場に外壁塗装をおこなうメリットの1つ目は、夏場は比較的天候が安定しており作業がおこないやすい点が挙げられます。
もちろん地域にもよりますが、一年を通してみると日本の夏は雨や風が少なく天候が安定しています。
そのため天気に左右されることがあまりなく、作業実施後の工期の変更なども少ないためスムーズに塗装作業がおこなえるでしょう。
塗料が乾燥しやすく作業が滞りなくおこなえる
夏場に外壁塗装をおこなうメリットの2つ目は、塗料が乾燥しやすいためスムーズに作業をおこなうことができ、工期が遅れにくい点です。
夏場の塗装に比べて冬場は乾燥しにくい時期であり、十分な乾燥時間を設けていても乾燥が不十分で次の作業に移れないケースがあります。
一方、夏場は気温が高く湿度が低いため塗料が乾燥しやすく、外壁塗装を円滑に進めることができるでしょう。
湿度が低く作業に適している
夏場に外壁塗装工事をおこなうメリットの3つ目は、湿度が低く作業がおこないやすい点です。
外壁塗装をおこなう上で重要な要素として「湿度」が挙げられます。
湿度が85%を超える場合は結露が発生する可能性があり、外壁塗装をおこなうには不適切な環境と言えます。
そのため、湿度が低い夏場は外壁塗装をおこなうのに適した環境です。
日照時間が長く作業を丁寧におこなうことができる
夏場に外壁塗装をおこなうメリットの4つ目は、他の季節に比べ日照時間が長いため作業時間を十分に確保することができます。
一方、冬や秋は日が落ちるのが早く気温も下がるため、夕方ごろから作業をおこなうのが難しくなります。
細かく丁寧な塗装をおこなうには明るい環境が必要なため、日照時間が長い夏場の外壁塗装は、十分な作業時間確保することができ丁寧な作業が可能と言えるでしょう。
外壁塗装を夏にするデメリット
夏の外壁塗装は、メリットがある一方でデメリットもあるため十分に注意が必要です。
ここでは、夏場に外壁塗装をおこなうデメリットを4つほどご紹介します。
・壁面の温度が高くなってしまう
・気温が高く作業が大変
・通常よりも施工費用が上がるケースがある
・施工業者の手配が大変
・クーラーを使用できないケースがある
それぞれのデメリットについて1つずつ解説します。
壁面の温度が高くなってしまう
外壁塗装を夏におこなうデメリットの1つ目は、気温上昇や日差しの強さによって外壁の温度が非常に高くなってしまう点です。
外壁の温度が高くなることで塗装の乾燥が早くなり、塗装表面に凹凸ができてしまう可能性が高まります。
凹凸ができてしまうと仕上がりに影響が出てしまうため、作業時には注意が必要です。
気温が高く作業が大変
外壁塗装を夏におこなうデメリットの2つ目は、単純に気温が高く作業が大変かつ作業員の体調管理が難しい点です。
特に高所での作業や屋根の塗装をおこなう際は日差しを遮るものがなく、作業員に直接強い日差しが当たるため、熱中症や脱水症状などの体調不良が起きる危険性が高まります。
十分な休息を取りながら作業をおこなうため、外壁塗装がスムーズに進まない可能性もあります。
通常よりも施工費用が上がるケースがある
外壁塗装を夏におこなうデメリットの3つ目は、他のシーズンに比べ施工費用が高くなる点です。
夏場は天気が安定していることから外壁塗装の需要が高まり、一年の中でも繁忙期と言えます。
外壁塗装の依頼が混み合うことで業者は塗装費用を引き上げるだけでなく、予約が取りにくくなることも考えられます。
施工業者の手配が大変
外壁塗装を夏におこなうデメリットの4つ目は、施工業者の手配がしにくくなる点です。
日本の気候的に夏は天気が安定することが多いため、全体的に外壁塗装の需要が高まります。
需要が高まることで施工業者のスケジュールが埋まり、工期調整や手配に時間がかかるケースがあるのです。
夏場に外壁塗装を検討している方は、早めに手配するよう心がけましょう。
クーラーを使用できないケースがある
外壁塗装を夏におこなうデメリットの5つ目は、塗装作業中にクーラーの使用や換気ができない点です。
外壁塗装をおこなう場合、塗装が付着してはいけない箇所に養生テープを貼る必要があります。
一般的に玄関や窓に養生がされますが、場合によっては室外機にも養生をおこないます。
室外機に養生を貼ることでクーラーの使用ができなくなるため、どうしてもクーラーを使用しなければならない場合、勝手に電源をつけるのではなく作業員へ一度確認をおこないましょう。
まとめ
外壁塗装は夏場でも実施可能だとおわかりいただけたでしょうか。
夏場の外壁塗装はメリットとデメリットの両方があるため、それぞれ十分に理解した上で外壁塗装の計画をする必要があります。
外壁塗装をスムーズに終えるためにも、外壁塗装に要する期間や費用面を事前に施工業者から説明を受けた上で、最適なタイミングで外壁塗装をおこなえるようにしましょう。
外壁塗装を夏におこないたいと考えている方は、ぜひ今回ご紹介したメリット・デメリットを参考に計画を立ててみてください。
当社の外壁塗装については、「外壁塗装・屋根塗装」からご確認ください。
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