雨の日に外壁塗装はできる?注意すべきポイントとは

雨の日に外壁塗装はできる?注意すべきポイントとは

投稿日:2023.7.25 更新日:2023.8.3

 

外壁塗装をする際、雨の日にはできるのかどうか気になる方は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、雨の日には基本的に外壁塗装をすることはできません。
雨の日に外壁塗装をおこなってしまうと、塗料が流れたり乾燥しにくくなったりと様々な不具合が生じてしまうのです。
本記事では、雨の日に外壁塗装をした場合のトラブルについて解説します。
また、雨の日でも可能な工程もあるため確認しておきましょう。

 

 

 

雨の日に外壁塗装はできない

 

雨の日に外壁塗装はできる?注意すべきポイントとは

 

外壁塗装を検討している方の中には、雨の日にも工事ができるのかどうかは気になるポイントになるでしょう。
雨の日の外壁塗装は基本的にはできません。

 

国土交通省公共建築工事標準仕様書やメーカーのカタログには「気温5度以下、湿度85%以上の場合は塗装を避けるように」という記載があります。
湿度が85%を超えると、塗料に雨などの不純物が混ざり塗膜に不具合が生じて、仕上がりや耐久性に問題が発生してしまうのです。
さらに、雨によって乾燥が十分にできない場合も塗料の効果が薄まってしまい、施工後すぐに剥がれやひび割れなどの劣化が生じてしまいます。
また、安全性からも雨の日の工事はできません。
雨が降ることで足場が滑りやすくなってしまい、転倒や転落などの危険があるのです。
雨の日には外壁塗装ができず、途中で雨が降った場合も作業を中断することになるため、中断した分だけ工期が延びてしまいます。

 

雨の日に外壁塗装をした場合のトラブルについては、次で詳しく解説します。

 

 

 

雨の日に外壁塗装をした場合

 

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雨の日に外壁塗装をした場合は、以下のような不具合が生じる可能性があります。

 

・仕上がりがまだらになる
・ひび割れや剥がれが起こる

 

このような理由から、雨の日には基本的に外壁塗装をおこないません。

 

 

仕上がりがまだらになる

塗装工事中に雨が降ると、塗料に雨水が混ざり仕上がりがまだらになってしまいます。
雨で塗料が流れてしまうこともあり、きれいな仕上がりにならないのです。
また、雨水が混ざることで塗料が薄まってしまい、耐久性も低下してしまいます。
高機能な塗料を選んだとしても、施工後数年で剥がれやチョーキングなどの不具合が生じてしまう可能性があるのです。

 

 

ひび割れや剥がれが起こる

雨の日の湿気によって、塗料が乾きにくいというトラブルが起こってしまいます。
外壁塗装工事では下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りをおこないますが、それぞれの工程のあとには乾燥時間を設けることが必要です。
塗料が乾ききらないうちに次の塗装をすることで、塗料の耐久性が低下してしまいます。
その結果、施工後すぐに剥がれやひび割れが起こってしまう可能性があるため、湿度が85%以上の場合は塗装工事をしないケースが多いのです。

 

 

 

雨の日でもできる外壁塗装の工程

 

雨の日に外壁塗装はできる?注意すべきポイントとは

塗料を塗る工程は雨の日にはできませんが、雨の日でもできる作業もあります。
雨の日でもできるのは以下の作業になります。

 

・高圧洗浄
・足場の設置、撤去
・飛散防止シートの設置

 

高圧洗浄は、専用の高圧洗浄機を使用して塗装面の汚れを落としていく作業です。
足場や飛散防止シートの設置は、外壁塗装工事のはじめにおこなう作業になります。
これらの作業は塗料を使用しないため品質に影響が出ず、雨の日でもおこなうことができます。
ただし、滑るなどの危険性もあるため慎重におこない、安全が確保できない場合はおこなうことはできません。
安全を確認した上であれば、これらの作業をおこない工事を進めておくことが可能です。
また、高圧洗浄は雨でもおこなえますが、塗装に入る前の乾燥は重要です。
そのため、高圧洗浄後にもずっと雨が降り続いている場合は、雨が止んで塗装面が乾くまで待つ必要があります。

 

 

 

外壁塗装の途中で雨が降った場合

塗装工事をする際は天候に注意しておこない、雨予報だった場合は工事自体をおこないません。
しかし、急に天候が晴れから雨に変わってしまうこともあるため、外壁塗装の途中で雨が降ってきたというトラブルも少なくありません。
では、途中で雨が降った場合はどのような対策を取ればよいのでしょうか?
雨が降ったタイミングによって以下のような対処が必要です。

 

・工事を中断する
・塗り直しをする

 

 

工事を中断する

外壁塗装中に雨が降った場合、工事は中断することになります。
前述した通り、雨による外壁塗装への影響はとても大きく、仕上がりや耐久性にかかわってくるためです。
なかには雨が激しくない場合は塗装を進める業者もいますが、多少の雨であっても影響が出るケースもあるため注意が必要です。
また、工事を中断した場合はその分工期が延びるため、スケジュールの調整が必要になるでしょう。
工期が延びた際に気になるのが追加料金だと思いますが、雨が原因で工事ができず工期が延びてしまった場合は追加料金が発生することはありません。

 

 

塗り直しをする

塗装の途中で雨が降った場合、雨が止んで乾燥が十分にされたあとに塗り直しをおこないます。
塗装は終わっていて乾燥している途中に雨が降った場合も、乾燥が不十分だった場合は塗り直しをおこないます。
塗装面の状態をしっかりと確認して少しでも気になる箇所があれば、業者に相談をして塗り直しをしてもらいましょう。

 

 

 

まとめ

雨の日に外壁塗装をおこなうと仕上がりや耐久性に影響が出てしまうため、基本的には雨の日に外壁塗装はおこないません。
工期を短くしたいからといって、雨の日でも工事をおこなう業者には注意しましょう。
ただし、高圧洗浄や足場の設置などできる作業もあるため把握しておくことが大切です。
これから外壁塗装を検討している方は、本記事を参考にスムーズな外壁塗装をおこなってください。

 

当社の外壁塗装については、「外壁塗装・屋根塗装」からご確認ください。

 

*K*

 

 

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