神奈川県伊勢原市 シーリング打ち替え工事
投稿日:2021.1.3
今回の現場レポートはサイディングのシーリング打ち替えの作業をご紹介します。サイディングには目地が設けられており、そこにコーキングが打たれています。なぜ目地を設けてサイディングを張るかというと、サイディングを突きつけて張ってしまうと揺れなどの衝撃を分散することができないため、ひび割れや剥がれなどの不具合を起こす可能性があるからです。
サイディングを張る際に目地を設けていると、隙間が出来ていますので、揺れなどの衝撃が緩和します。しかし、隙間を開けたままでは水が外壁の中に流れていってしまうため、コーキングを打って隙間を埋めていきます。また、コーキングはゴムのように弾力がありますので、その性質が緩衝材にもなります。
シーリングの打ち替えは、既存のシーリングを撤去してプライマーを塗布します。また、コーキングを打つ箇所の周辺にコーキングが付かないように目地の両端にはマスキングテープを張って養生をします。
コーキングはコーキングガンという専用の器具を使って充填していきます。コーキングガンはホームセンターなどで手軽に購入できますので、ちょっとした防水施工の際に持っていると便利です。コーキングを打ち終わりましたらヘラで平に均してコーキングが硬化する前にマスキングテープを剥がして完了です。塗装と目地シーリングの打ち替えは耐用年数を考慮して同じタイミングで行うといいでしょう。
コーキングについてはこちらの「オートンイクシード」をご覧ください。
*mu*