付帯部の役割とは?塗装によるメンテナンスは必要?

付帯部の役割とは?塗装によるメンテナンスは必要?

投稿日:2022.9.17 更新日:2022.9.19

付帯部の役割とは?塗装によるメンテナンスは必要?

 

外壁塗装をする際に見積書に記載されている「付帯部」というのは、どこを指しているのかご存じでしょうか?

付帯部には様々な箇所があり、それぞれに重要な役割があります。

外壁塗装時には付帯部も一緒に塗装したほうがいいの?と疑問に思う方もいるでしょう。

今回は付帯部とはなにか、また塗装の必要性について解説します。

 

 

 

付帯部とは?

 

付帯部の役割とは?塗装によるメンテナンスは必要?

 

外壁塗装時に付帯部という言葉を耳にすることは多いでしょう。

付帯部とは、屋根や外壁以外の細かい箇所のことをいいます。

主には以下のような箇所があります。

 

 

雨樋

雨樋とは、屋根に降ってきた雨水を集めて地上に流すための装置です。

常に雨風や紫外線にさらされることで、壊れたり劣化したりなどトラブルが多い箇所になります。

劣化して正常に働かなかった場合、雨樋から雨水があふれて外壁をつたってしまうことで外壁材が傷んでしまいます。

また、軒先から雨水が落ちることで雨水が地面から跳ね返り、基礎を傷めてしまう原因にもなるのです。

 

 

幕板

幕板とは、1階と2階の間に取り付けられている横長の板のことです。

幕板にひび割れや塗膜の剥がれなどが起こった場合、そこから雨水が浸入して雨漏りの原因になります。

また幕板は外壁の真ん中に付いているので、外壁のみきれいにして幕板が劣化している状態だと余計に目立ってしまいます。

そのため、外壁塗装時に一緒に塗装するのが一般的です。

 

 

軒天

軒天とは外壁から突き出している部分で、屋根の裏側のことをいいます。

軒下から上を見た際に見える天井を指し、「軒裏」「上裏」「軒裏天井」とも呼ばれています。

外から見た際には見える箇所ではないので、あまり美観の差はありません。

しかし、雨水や紫外線から外壁を守り、延焼を防止するといった重要な役割があります。

また紫外線や雨風の影響を受けやすい箇所なので、定期的なメンテナンスが必要です。

 

 

破風板・鼻隠し

破風板も鼻隠しも軒先に取り付けられた板材のことをいいます。

破風板と鼻隠しの違いは、破風板は屋根の妻側の端に付いており、鼻隠しは雨樋が付くほうの軒先の端についているという点です。

破風板の役割は防水・防風・防火で、鼻隠しの役割は防水・防風のほかにも雨樋を取り付ける下地材の役割もあるのです。

どちらも屋根の先端にあるので、雨風や紫外線などの影響を受けやすい傾向があります。

 

 

庇とは窓やドアなどの真上に設置されている小さな屋根のことで、紫外線や雨を防ぐ役割があります。

庇の多くはスチールでできているため、紫外線や雨風によってサビが発生してしまいます。

サビを放置し続けると最悪の場合は穴が開いてしまうケースもあるので、そのようなことにならないためにも塗装によるメンテナンスが必要です。

 

 

水切り

外壁材と基礎の境目に取り付けられているものを水切りといいます。

外壁をつたって流れてきた雨水が、基礎に侵入することを防ぐという役割があります。

水切りにサビの発生や破損などが見られた場合は、サビ止め塗装や補修などのメンテナンスが必要です。

 

 

 

付帯部のメンテナンスの必要性

先ほど説明したように、付帯部には建物の耐久性にかかわる重要な役割を持っている箇所がたくさんあります。

もし付帯部の劣化によって外壁の耐久性が低くなった場合、雨漏りや建物の腐食・基礎の劣化などのトラブルが起こってしまいます。

また耐久性だけではなく、美観も損なわれてしまうのです。

そのため、塗り替えによるメンテナンスは必要不可欠になります。

 

 

 

付帯部を塗装しなかった場合

 

付帯部の役割とは?塗装によるメンテナンスは必要?

 

付帯部の塗装をしなかった場合には、以下のようなトラブルが発生する可能性があるので注意しましょう。

 

 

付帯部だけ悪目立ちする

付帯部は塗装せずに外壁のみ塗装した場合、外壁はきれいになって付帯部はそのまま劣化した状態となり、見た目に差が生じてしまいます。

外壁がきれいになった分、付帯部の劣化がより目立ってしまうのです。

外観の美しさを向上させるためにも、付帯部の塗装を一緒にすることをおすすめします。

 

 

余計にお金がかかる

外壁塗装は高所での作業になるので、足場を設置する必要があり足場代がかかります。

外壁と付帯部を同じタイミングで塗装した場合は、足場代は1回で済みます。

しかし、付帯部はまた今度にしようと塗装しなかった場合、もう1度足場代がかかることになり余計に費用がかかってしまうのです。

さらに、別のタイミングでおこなった場合は人件費もかかってしまいます。

外壁塗装と同じタイミングであれば時間を活用して作業できるので、人件費も抑えられるのです。

 

 

 

まとめ

付帯部の塗装はしなくてもいいのではないかと考える方もいるかもしれません。

しかし、付帯部には建物の寿命にも影響する重要な役割があるのです。

またせっかく外壁をきれいにしても、付帯部が劣化したままだと美観も損なってしまいます。

そのため、外壁塗装時には付帯部の塗装も一緒におこなうことをおすすめします。

 

*K*

 

 

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