ローラー塗装と吹き付け塗装はどちらがいいの?メリット・デメリットを解説

ローラー塗装と吹き付け塗装はどちらがいいの?メリット・デメリットを解説

投稿日:2023.1.28 更新日:2023.2.1

ローラー塗装と吹き付け塗装はどちらがいいの?メリット・デメリットを解説

 

外壁や屋根の塗装工事は、主に「ローラー塗装」か「吹き付け塗装」のどちらかの方法でおこなわれます。

近年では吹き付け塗装による塗料の飛散が問題となり、ローラー塗装を用いるのが一般的です。

しかし、一部の外壁材や特殊なデザインに仕上げる場合には吹き付け塗装が用いられるため、それぞれの塗装方法を理解しておくと良いでしょう。

本記事ではローラー塗装と吹き付け塗装について、それぞれの特徴やメリットとデメリットを解説します。

住宅の塗装を考えている方は最後まで読んでいただき、納得のいく塗装をおこなってください。

 

 

 

ローラー塗装の特徴

 

ローラー塗装と吹き付け塗装はどちらがいいの?メリット・デメリットを解説

 

ローラー塗装は、塗料を染み込ませたローラーを専用の棒に装着し、手作業で塗装をする方法になります。

近年の塗装工事ではローラー塗装でおこなわれるのがほとんどです。

まずは、ローラー塗装のメリットとデメリットについてご紹介します。

 

 

ローラー塗装のメリット

ローラーを使用した塗装には以下のようなメリットがあります。

 

・ムラなく塗装ができる

・塗料の飛散を抑えられる

・塗膜を厚くすることができる

・養生の範囲が少なくすることができる

・高所作業を安全におこなえる

・凹凸のある壁面にも対応できる

 

吹き付け塗装との一番の違いは、塗料の飛散を最低限に抑えることができることです。

塗料の飛散は塗装工事においてトラブルの原因となる可能性が高く、仕上がりにも影響します。

そのため、一般的な外壁デザインに仕上げる場合はローラー塗装でおこないます。

 

 

ローラー塗装のデメリット

ローラーを使用した塗装には以下のようなデメリットがあります。

 

・特殊なデザインに対応できない

・ローラーが入らない狭い箇所の塗装ができない

・吹き付け塗装と比べて作業に時間がかかる

・ローラーの毛が外壁に付着してしまう

・雨戸やサッシなど複雑な形状の塗装に適していない

 

ローラー塗装は、雨戸やサッシ・手すりのように複雑な形状の塗装には適していません。

また、ローラー塗装は手作業でおこなわれ、塗膜も厚いため塗料が乾燥するまでに時間がかかります。

一般的な住宅の塗装が完了するまでに最低でも6日ほどかかります。

工期が長くなることにより作業員の人件費が上乗せされ、費用が高くなるケースもあるため、事前に見積もりをもらいましょう。

 

 

 

吹き付け塗装の特徴

 

ローラー塗装と吹き付け塗装はどちらがいいの?メリット・デメリットを解説

 

吹き付け塗装は、塗料を噴出する機械を使い塗装をする方法です。

近年の外壁塗装では使用される機会が減っていますが、一部の外壁材や特殊なデザインに仕上げる場合は吹き付けによる塗装をおこないます。

次に、吹き付け塗装のメリットとデメリットについてご紹介します。

 

 

吹き付け塗装のメリット

吹き付け塗装のメリットは以下の通りです。

 

・完成までの作業時間が短い

・塗装する範囲が広い箇所に向いている

・費用を抑えることができる

・様々なデザインに対応できる

・複雑な形状の箇所も容易に塗装できる

 

吹き付け塗装はデザイン性の高い塗装をする場合に適しており、ローラー塗装では実現できないデザインに仕上げることができます。

また、塗膜も薄く短期間で塗料が乾燥するため、完成までの作業時間が短く済みます。

塗装作業全体の工期が短いため費用を抑えられますが、経済的な理由よりもデザイン性を重視している方が選ぶ場合が多いです。

 

 

吹き付け塗装のデメリット

吹き付け塗装のデメリットは以下の通りです。

 

・塗料の飛散が多い

・養生をする範囲が広い

・職人の技術によって仕上がりにムラがでる

・高所作業の安全性に欠ける

・大量の塗料が必要になる

 

吹付け塗装は綺麗な仕上がりで様々なデザインにも対応していますが、外壁材の主流がモルタル壁から吹付け塗装が必要ないサイディングボードへ変わりつつあるため、施工数は減少しています。

また、塗料の飛散がトラブルとなるケースが多く近隣への配慮も必要となることが、大きなデメリットとなっています。

 

 

 

ローラー塗装と吹き付け塗装どちらがいいの?

 

ローラー塗装と吹き付け塗装はどちらがいいの?メリット・デメリットを解説

 

ローラー塗装と吹き付け塗装のメリットやデメリットを解説しましたが、それぞれの塗装に適した状況についても解説します。

 

 

ローラー塗装に適した状況

ローラー塗装は様々な状況にも対応した塗装です。

「安全性」や「近隣への配慮」に長けているため、高所や住宅が密集している状況での塗装に適しています。

 

 

吹き付け塗装に適した状況

工場など広い範囲に塗装を施さなければならない場合は、吹き付け塗装が良いでしょう。

また、外壁材にモルタルを使用していたり、ローラー塗装では実現できないデザインに仕上げたい場合も吹き付け塗装が適しています。

 

 

 

まとめ

近年、外壁や屋根の塗装には一般的にローラー塗装が使われ、特殊な状況下では吹き付け塗装が使われます。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、しっかりと理解した上で適した塗装方法を選ぶことをおすすめします。

また、どちらの塗装を選択しても業者の技術力が仕上がりに影響しますので、業者選びも慎重におこないましょう。

これから塗装工事を考えている方は、本記事を参考に納得のいく塗装をしてください。

 

当社の塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」からご確認ください。

 

*K*

 

 

当社では無料診断をおこなっておりますので、「プロが見る無料診断」をぜひご利用ください。

 

海老名市、座間市、綾瀬市、寒川町、秦野市、厚木市、伊勢原市で、塗装工事、屋根工事のことなら、RINOAへお気軽にご相談ください。

神奈川県伊勢原市の外壁塗装店【RIONA】

 

伊勢原市などの
施工事例

ご依頼ありがとうございます
施工事例一覧

お客様の声

もっと見る