外壁塗装工事で足場はなぜ必要?種類や注意点について解説

外壁塗装工事で足場はなぜ必要?種類や注意点について解説

投稿日:2023.2.18 更新日:2023.2.27

外壁塗装工事で足場はなぜ必要?種類や注意点について解説

 

街中で大掛かりな足場を組んで、外壁塗装の作業をしているところを見たことがある方も多いですよね。

塗装するだけなのに準備が大掛かりだなと感じたことはありませんか。

あの足場は外壁塗装を完成させる上で非常に重要な役割を担っています。

そんな外壁塗装における足場の必要性、足場の種類や設置時の注意点についてご紹介します。

外壁塗装の依頼を検討している方は是非チェックしてみて下さい。

 

 

 

外壁塗装での足場の必要性

 

外壁塗装工事で足場はなぜ必要?種類や注意点について解説

 

そもそもなぜ足場を設置して作業をする必要があるのか気になりますよね。

足場の必要性として以下2点が挙げられます。

 

・作業効率をあげる
・高所の作業も安全におこなう

 

大規模な建物の作業ほど足場の重要性は高まっていきます。

各ポイントについて詳しく説明します。

 

 

作業効率をあげる

単純に足場を設置することで、外壁塗装における作業効率を格段にあげることができます。

足場を組まずに脚立で作業すると考えると常に塗料を片手に持つ必要があり、1回に作業できる範囲は脚立から届く範囲に限定されるでしょう。

建物が大きくなるほど、脚立を動かして作業するといった1つ1つの作業が作業効率を下げることにつながります。

足場をしっかりと組むことで塗料などの荷物も持ち上げて両手で作業ができるので、一気に作業効率が上がります。

 

 

高所の作業も安全におこなう

頑丈な足場を組むことで高所の作業でも複数人で対応が可能になります。

塗料やハケなどの作業用具を作業する高さまで運ぶことができ、作業時両手を使用することができるので高所でも安心して作業ができます。

もちろんしっかりと足場を組むことや点検は必須ですが、脚立を使うよりも安全かつ効率的に作業ができるのです。

大規模な建物になるほど高所での作業が発生するので、高所作業を安心しておこなえる足場は非常に重要です。 

 

 

 

足場の種類

 

外壁塗装工事で足場はなぜ必要?種類や注意点について解説

 

街中でなんとなく見かけている足場にも、実はいくつかの種類があることをご存知でしょうか。

代表的な足場の種類として、以下の2つが挙げられます。

 

・くさび足場
・枠組み足場

 

それぞれの組み方の特徴をご紹介します。

 

 

くさび足場

くさび足場は、一般的な戸建て住宅やマンションなどの作業時に使うことが多いです。

いくつかある足場の種類の中でも、設置にかかる時間が短く、安全性が高いところが特徴的と言えます。

ハンマー1つで組み立て可能と簡単なため、コストパフォーマンスも高いのです。

設置時にハンマーで部品を叩いて嵌め込むため、大きな音が発生してしまう点には注意しましょう。

また、場所によっては設置ができない可能性もあるため、足場設置を想定しているのなら事前に確認が必要です。

 

 

枠組み足場

枠組み足場は高層な建物にも対応でき、大きなビルや建物の外壁塗装時に使用されることが多いです。

がっちりとしていて安全性が高い反面、資材が大きく場所を取るため設置コストが高くなります。

ボルトや番線での設置となるため、設置時の騒音が少ないことが特徴として挙げられます。

 

 

 

足場設置の際の注意点

 

外壁塗装工事で足場はなぜ必要?種類や注意点について解説

 

高所の作業をおこなう上で必要となる足場ですが、設置するにあたって注意すべきポイントがいくつかあります。

 

・万が一のための安全策を講じておく
・作業前に必ず安全点検を実施する

 

足場の規模が大きくなると、不注意が命に関わることもあるので注意点を知っておくことは重要です。

各ポイントについてご紹介します。

 

 

万が一のための安全策を講じておく

昨今、大規模な足場設置の作業中に、墜落や転落をしてしまう事故が発生しているのが実情です。

いくら安全に配慮しているからといって、安全策を講じずに作業をすることは危険と言えます。

メジャーな安全策の1つに「手すり先行工法」というものがあります。

墜落防止として最も効果が期待できる方法で、足場の設置時から外すまで作業床に手すりを取り付ける工法のことです。

足場は組み立て方によって完成するものが変わるので、作業員の視点で設置することが非常に重要です。

段差が少なく作業しやすい足場を作ることが最大の安全策とも言えますので、準備の段階から気をつけることが大切になります。

 

 

作業前に必ず安全点検を実施する

足場を組み立てる際や実際に使用する際は、安全点検を徹底することが大切です。

各足場の種類に応じてチェック項目を洗い出し、項目をもとに都度確認することがおすすめです。

1つの不注意や確認不足が、命に関わる可能性を孕んでいると認識しておくことが最も重要になります。

作業前の安全点検は必須のものと捉えておくようにして下さい。

安全点検が終わってから作業を開始すると決まりを作っておくことで、うやむやにならずにきちんとおこなえるでしょう。

 

 

 

まとめ

外壁塗装工事における足場の必要性、足場の種類や注意点についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

街中で何気なく見かけることの多い足場ですが、建物という大きなものを相手にするからこそ重要性は非常に高いです。

その分確認を怠ったり不注意があったりすると、事故や怪我を引き起こすリスクを持っていると認識しておきましょう。

安全に足場を使用するためにも、点検チェック項目を使用しての確認や安全策を講じることが大切です。

 

*K*

 

 

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