神奈川県伊勢原市 セメント瓦・雨樋・破風板の塗装
投稿日:2021.5.6 更新日:2021.5.8
神奈川県伊勢原市の塗装現場にて屋根の塗装を行いました。屋根はセメント瓦が葺かれていました。セメント瓦は名前の通りセメントが原料の瓦状に成形した屋根材です。
セメントが原料ですのでこのままだと水を吸ってしまうため、屋根材に塗装を施して防水性を持たせています。しかし、この塗装は年数により剥がれてくるので、ある程度年数が経ちましたら塗装が必要です。
まずはケレンを行ってからシーラーを塗布しました。屋根の状態によっては塗料を多く吸ってしまうことがありますので、そのような時はもう一度下塗りをする必要があります。
下塗りは下地と塗料の密着性を良くするものですので塗り残しがないように塗らなければいけません。
シーラーの塗布後は中塗りと上塗りです。屋根に色艶が戻ると重厚感が生まれて建物が引き締まって見えます。
下屋も塗装します。一番上にある屋根を大屋根、その下にある屋根を下屋と呼んでいて、屋根塗装を行う時は両方の屋根を塗装するのが一般的です。
破風や雨樋も塗装をしました。破風は屋根から流れてくる雨が当たる場所ですので、塗装が剥がれていると腐食してしまいます。
二階にある破風が腐食してしまうと交換するのに足場を設置する必要が出てきてしまいますので注意が必要です。もし、状態が悪くなっている場合は塗装工事の時のような足場のあるうちに補修しておくことをおすすめします。
これから屋根の塗装を考えている方はこちらの「屋根塗装」をご覧ください。
*mu*