サイディング外壁のメンテナンス方法とは?
投稿日:2023.2.25 更新日:2023.2.27
「サイディング外壁のメンテナンスってどんなことをするの?」
「サイディング外壁の劣化を放置したらどうなるの?」
そんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
今回はサイディング外壁の適切なメンテナンス方法や、どんな劣化症状が出たらメンテナンスが必要なのか解説します。
外壁サイディングのメンテナンスを考えている方は、最後まで読んでいただきぜひ参考にしてください。
サイディング外壁とは
板状のサイディングボードを外壁に貼り付けたものを「外壁サイディング」といいます。
サイディング外壁の主な特徴は以下の5つです。
・外壁材のシェア8〜9割と人気が高い
・材料費や施工費が安い
・耐震性が高い
・既存の外壁の上に貼るカバー工法に使用される
・様々なデザインに対応している
近年は新築住宅の外壁材としてサイディング外壁が選ばれることが多く、最も一般的で人気がある外壁材です。
また、様々なデザインにも対応していることから、リフォームする際にもサイディング外壁が選ばれる場合が多いです。
サイディング外壁のメンテナンス方法
劣化症状に合わせたメンテナンスをすることで、サイディング外壁を長持ちさせることができます。
これから紹介するメンテナンス方法は、サイディング外壁の一般的なメンテナンス方法です。
しっかりと覚えておき適切なメンテナンスをおこないましょう。
コーキング補修
目地のコーキングが劣化した場合におこなうメンテナンス方法が、コーキング補修です。
コーキング補修をしないまま放置をしていると、目地部分が割れてしまったりやせ細ることで耐震性が下がり、雨水も侵入しやすくなります。
このような劣化症状は、新しいコーキングを充填することで元の状態に戻すことができます。
ひび割れ補修
サイディング外壁にひび割れがある場合は、応急処置としてコーキングを充填します。
しかし、外壁サイディングとの色味が変わってしまうため、見た目の悪さが気になってしまう可能性もあります。
あくまで一時的なメンテナンス方法のため、ひび割れの箇所が多い場合はサイディング外壁の張り替えが必要です。
サイディング外壁の塗装
サイディング外壁は住宅を雨水から守る役割がありますが、経年劣化で耐水性が落ちてしまいます。
また、素材が劣化するとカビやコケが生えてくる場合もあります。
サイディング外壁に塗装を施すことで、これらの症状を防ぐことができるため、劣化が進まないようにするためにも早めに塗装をおこないましょう。
サイディングの張り替え
サイディング自体がひどく劣化している場合は、サイディング外壁の張り替えが必要になります。
サイディング外壁の張り替え工事は全体的におこなう必要があるため、大規模な工事となる場合が多いです。
工事費用も高くなってしまうため、これまでに紹介したメンテナンス方法を定期的におこなうことをおすすめします。
メンテナンスすべきサイディング外壁の劣化症状
サイディング外壁は時間が経つことで劣化が進み、様々な症状が見られるようになります。
また、耐用年数が定められており、約10年経過するとメンテナンスの目安と言われています。
しかし、住環境によっては耐用年数よりも早く劣化が見られるため、劣化症状が見られたら早めにメンテナンスすることが大切です。
最後にサイディング外壁の主な劣化症状についてご紹介します。
チョーキング現象が起きている
チョーキング現象とは壁面に触れると粉が手に付着することをいいます。
チョーキング現象はサイディング外壁の防水機能が失われていることで起こるため、メンテナンスが必要です。
チョーキング現象は外壁塗装で防水機能を高めるか、カバー工法で新しいサイディング外壁を張ることで改善されるため、プロに点検してもらい適切にメンテナンスをおこないましょう。
コーキングにひびが入る
コーキングとは外壁と外壁のつなぎ目部分のことをいいます。
コーキング部分はサイディング外壁の素材に関わらず、施工後10年以内にひびが入るなどの劣化が見られるようになります。
コーキングにひびが入るとその箇所から雨水などが入り込み、雨漏りを引き起こすため早急なメンテナンスが必要です。
カビやコケが生える
サイディング外壁の表面にカビやコケが生えていないか確認しましょう。
外壁面が汚れていると美観も悪くなり、素材も傷みやすくなります。
また、カビによってアレルギーを発症してしまうなど、人体にも影響があります。
とくに近隣の住宅と面している日当たりが悪い壁面には、カビやコケが生えやすいので注意しましょう。
ひび割れが起きている
サイディング外壁にひび割れや欠けが生じたらメンテナンスが必要です。
ひび割れや欠けた箇所から雨水が入り込んでしまうため、サイディング外壁の内部を傷めてしまいます。
素材を傷めてしまうと住宅全体の寿命が縮まり、サイディングを張り替えるなど大規模なリフォームが必要になります。
そのため、外壁サイディングにひび割れを発見したら早急にメンテナンスをおこないましょう。
外壁の劣化症状については「こんな症状が出たらご相談ください」をご覧ください。
まとめ
サイディング外壁には耐用年数が定められており、約10年経過するとメンテナンスが必要と言われています。
劣化した状態で放置していると住宅全体の寿命を縮めてしまうことにつながるため、劣化症状が発生したらすぐにおこなうことをおすすめします。
長く安心して家に住み続けるためにも、今回紹介したメンテナンス方法や劣化症状を参考に、サイディング外壁のメンテナンスを検討してみてください。
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